さぁ、2005年もはじまりました

新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。(ホント、お願いします)
まだまだお休み中の方も大勢いらっしゃると思いますが、新しい年として、金融・証券がスタートしました。
まさに日本経済のスタートボタンが押された、って感じでしょうか。
ニューヨークダウ続落を尻目に、日経225平均は続伸で始まったようです。
当面は円高の影響から内需関連の銘柄に資金が集中するのでは?と、昨年暮れにかけて上昇したメガバンクの傾向を維持するとの見方が多いようです。
何を隠そう、昨年は40万円相当の含み損を抱えたままの年越しになった自分としては、今年は帳消し+αといきたいモノです。(汗;
...そうですね、今から10数年前のバブル時期のことですが、日本を代表する製造業のほとんどが高収益を出していました。
しかし、その利益構造は本来の製造品で儲けると言うより、得た潤沢な資金を金融で儲けると言う構図だったのは事実です。
それが理由かどうかは解りませんが、バブル崩壊後の製造業はとても苦しく、再生に多大な時間と犠牲を余儀なくされたと思います。
今はどうか? と言えば、IT企業が同じような構図になっているように思います。
ITで得た利益を金融で回し利益を増幅させる。
特にIT企業間の情報(サプライズ)を先読みし、投機チャンスを拾い売り抜ける。
さらに自社株に対し大型分割、市場を刺激しながらお金を集める。
言い方悪いですが、「マネーゲーム」のごとく...です。
2005年、この日本では「基本と正道」を行く企業に幸多かれことを祈願します。