アクセス数が少ないからと言って落胆している場合じゃない
-自論考論Web9-
多くのWebサイトが少ないアクセス数で悩んでいる実態があります。
例えば特に宣伝らしい宣伝を意図的に行わない場合、どのようなルートであなたのサイトに辿り付いて来ると思いますか?
私が持っているデータを基に紹介してみたいと思います。
一番多いのが「お気に入り」などのブックマーク、次は同類サイトからの紹介(リンク)、そしてYahoo!JAPAN、Googleロボット検索エンジン...などの傾向になっています。
もっと多くのデータがサンプル数として必要だと思いますが、このような傾向になっているのも事実の一つです。
ここで共通している点は、アクセスしてくるユーザは能動的に「サイトを選んで」アクセスしていると言う点です。
つまり自分の欲するモノに対し、なんらかの期待を持って訪問しているわけです。
言い換えればその時点で「見込み客」と言うことになるでしょう。
このような質の高いアクセスが、仮に10件/日あった場合、決して嘆かわしいこととは言えないのではないでしょうか。
(※質の低いアクセスとは、スパム的手法によりアクセス数本位のプロモーションで集めるアクセス)
むしろ嘆かわしいとするならば、せっかく来たのに見す見す逃してしまう、動機に応えられえないサイトそのものにあると考えます。
リアルな世界ならもっと分かりやすいと思います。
1,000人の来場者があり購入者は10人、10人の来場者があり購入者は5人、接客に関わる経費や時間、その他諸々の費用を考えれば「歩留まり」と「客単」が重要なのは言うまでもありません。
Webサイトもまったく同列と思いますが如何でしょう。
例えば、求人・求職フォームを設置し、10アクセスでは話にならない! しからば、100アクセスなら本当に問い合わせがあるのか?
その企業に魅力が無い、必要な情報が無い、信頼が無く不安、そもそも見当違いのサイトだった。
そんな理由が本当の所ではないかと私は思っているのです。
これには私も反省しています。
早い頃、タイトルタグはクリックされやすいよう工夫した方が良い! みたいなフレーズを使っていたかもしれませんが、過去の話ですね。
むしろ、自サイトを正しく分かりやすく、しかも、ショートで表現するのがベストなのかもしれません。
アクセス数は少ないより多い方が良い! これは事実として否定するつもりはありません。
ただ、アクセス数が少ないからと言い、すべての原因をその方向に向けてしまうのは悲しいことだと思います。
毎日のアクセスをどれだけ確実に拾って行けるか? その為にユーザの動機を推測し、仮説-実行-検証-フィードバックを繰返し、日々続けていくことが本来の姿ではないでしょうか。
この作業で蓄えられたノウハウやデータはWebサイトの運用のみならず、リアルの世界でも貴重なモノになり、強いていは「人」として成長させると思います。(ちょっと大袈裟な言い方ですが)
何故なら、成功、失敗に関わらず、目標・目的に向かって結論を導く経験は全てに共通した「生きた教材」だと思うからです。
まずは少ないアクセス数でも、正面から受け止め、決して数の論理に先走り方向を間違えないよう注意したいものです。


