Webデザインは第3フェーズへ突入したとみた!(2)
-自論考論Web9-
Webデザインの第3フェーズは、ズバリ!データベース設計が価値基準と位置づけます。
残念ながら難しい領域に入ってきたと思っています。
ごくごく簡単に言えば、従来まではWebサイトの設計書が無くてもなんとか対応できた、しかしこれからは設計書が無くても作れるようなサイトは「そこまで」と言うことです。
今までは表に見えている「出来上がり」を基本にユーザビリティうんぬんと言われてきましたが、表に出てこない裏の仕組みをどう作るかがユーザビリティを決定付けると考えています。
例えば色々な仕組みや機能でWebデザインを補完したとします。
実現するには何らかのCGIを開発し組み込んで行きます。
このようなアプローチを「機能中心型」と言って良いでしょう。
機能中心に取組む方法は簡単です、何故なら「やりたいターゲットがはっきりしている」からで、プログラムを組めば良いと言う単純作業になるからです。
しかし機能中心に固めて行った場合、Webサイトに求められる数々の変化する要求に対し、時間的にも費用的にも追従できなくなる可能性が極めて高くなります。
もっと厄介な問題が、Webサイトから得られるはずのデータをミスミス逃し、経営者や担当者が欲しいと気づいた時点で「それはありません、それはできません」と言うようなことになってしまいます。
実はこれが非常に重要なポイントになります。
仮にWebデザインを見直そうと考えた場合、その根拠をどこに求めているでしょうか?
相変わらず、フィーリングや勘?、それでは同じことの繰り返しになりませんか。(一時の満足感だけに浪費するのは勿体無い話です)
やはりデータが必要で、いかにフィードッバクさせ、新しいサイトへブラッシュアップするか、これが基本になります。
「機能中心」に対し「データ中心」と言うアプローチがあります。
発生しうる様々なデータを予め設計し、リレーショナルをとりながら蓄積して行きます。
この場合、"データさえあれば" どんな機能でも短期間に提供できると言う考え方が基本になります。
(日常何気に「データさえあればなぁ〜」なんて心当たりがあるかと思いますが、まさに「ソレ」です)
加えて上述したようにフィードバックとしても使える有意義なモノになります。
予めターゲットのはっきりしないデータを定義し、整合性と関係付け保持したデータベースの青写真作りには、それなりの経験と知識が必要で難しい作業です。
「ホームページ製作します」みたいな良く分からないモノにお金を払うなら、うちのサイトのデータベースはどうなっていますか?と聞いてみましょう。
残念ながらほとんど似たような回答が返ってくるでしょう、「はぁ?なんの話でしょう!?」。
お金はここに継ぎこんだ方が賢明です、とくにこれからならば。
以前オペレーションシステム(OS)を書いていた時の話です。
OSは非同期に発生する事象をリクエスト単位に管理しながらコントロールする必要があるわけですが、リクエストブロックと言う概念で1枚のカードデータベースのような空間にすべての関連データを擬似的に格納し参照できるような仕組みで動かしていました。
同じような考え方でWebサイトのデザインを捕らえれば、リクエスト(ユーザ)単位に色々な情報をダイナミックに提供することが可能になります。
そのためには蓄積されるデータベースの設計が肝になることは言うまでもありません。
全体的に少し話しが難しいかもしれませんが、簡単に言えば以下のようになるかと思います。
Webサイトのデザインとは?
ユーザが直接向き合う画面インタフェースのデザインを指すフェーズは過去の話、これからは裏でうごめくデータベース周りをいかにデザイン(設計)するかを指すようになる。
と言うことだと思います。


