おとりコンテンツはやはり失敗した模様
おとりコンテンツはやはり失敗した模様
2年前からウォッチしているECサイトがあります。
楽天の地域版のようなショッピングモールを形成したWebサイトです。
こんな言い方は大変失礼かと思いますが、大した表現力も無く、また技術力も無い、いたって非凡なサイトにも関わらず、そこそこのアクセス数を稼いでいました。
初期のYahoo!JAPANに代表されるように、このアクセス数をセールスポントに小売店サイトを受注し、モールへ参加させる手法でその勢力を拡大している様子は「噂」になるほど勢いがありました。
しかし、その集客方法(アクセス数)に私は疑問を抱いていました。
違っているかもしれませんが、私の目には「好色」手法として映っていました。
街で拾った素人女性をそれらしく写真として週替わりでアップ。
勘違いしたアクセスは必然的に寄ってくる。
そんなユーザがわざわざそこで、ついでに買物などするのだろうかと?
(アダルトグッズならともかくも)
それでも、過当競争の無い頃はなんとかごまかせたのかもしれません。
しかし今日のような激しいEC市場では「あり得ない」と考えるのが自然だと思われます。
何よりユーザは日々学習すると言うこと、それもとてつもなく早いスピードで学習します。
既に商品中心に複数のECサイトを比較しながら買物をする今日、この手のトリックは通用しないはず。
この事例からも分かるように、単なるアクセス数と言う「数」だけで評価した場合、トリックに陥る可能性があるわけです。
しかしトリックは、遅かれ早かれ必ず気づかれてしまいます。
何故なら効果が出ないから...、つまり「売れない」からに他ありません。
売れる訳が無い、まったく違う動機で誘い込んだアクセスなのだから。
この先は説明するまでも無く、かつての勢いは...。
しかしもっとも怖いのは、今の衰退現象では無いと思っています。
仮にこの数年で膨大なノウハウを蓄積し、新規一点、勝負サイトを立ち上げたとします。
でも、かつて参加した各店舗は戻って来てくれるでしょうか?
信用回復には何十倍もの労力とコストがかかるものです。


